概要

ペプチドを適切に溶解する方法がわからない場合、疎水性ペプチドを使用した実験は非常にもどかしいことがあります。ペプチドの溶解に最適な条件を決定しようとすると、ペプチドのストックが最大 5 mg 消費され、将来の実験に重要なペプチドが枯渇する可能性があります。

ジェンスクリプトの溶解性試験サービスは、ペプチドの溶解度からの推測的な実験を排除することで、疎水性ペプチドの利用を容易にします。当社は、お客様のペプチドの総ペプチド濃度および最も溶解する溶媒のレポートを含め、完全で、カスタマイズされたお客様のペプチドの溶解プロファイルを提供します。当社のペプチド溶解性試験は、お客様の時間、費用およびペプチド残量の節約に役立つユニークなソリューションで、ペプチドを最高濃度まで溶解し、アッセイ要件を満たす条件を簡単に決定できます。

溶解性試験の利点

サンプルを節約

サンプルを節約


お客様の保管しているペプチドを使用する必要はありません。

時間を節約

時間を節約


当社はお客様に合わせてカスタマイズされた溶解プロファイルをご用意します。

高い成功率

高い成功率


少なくとも99%のペプチドが、一般的に利用可能な溶媒の一つに溶解します。

  • 水:~80-90%の溶解性
  • DPBS: ~80-90%の溶解性
  • DMSO: ~99%の溶解性

溶解性試験のプロセスと納品物

Solubility Testing Process and Deliverables

定性的溶解性試験無料

お客様のペプチド配列の特性を評価し、溶解性試験のアプローチをカスタマイズデザインします。

6種類の溶媒から、最大3種類を選択可能です。デフォルトの溶媒は超純水、1 x DPBS(pH 7.1±0.1)およびDMSOです。

一般的な溶解特性が得られます(例、「可溶性」、「不溶性」)。

定量的溶解試験New

溶解性試験に使用する溶媒はカスタマイズ可能です。 .

各試験溶媒中のそれぞれのペプチドの指定の濃度を含め、溶解性試験カスタムレポートをお受け取り頂けます。

ペプチドがカスタマイズされた溶媒にうまく溶解しない場合、別の可溶性プロトコルを無償で提供します。

定性的溶解性試験無料

溶媒
結果
Ultrapure water
溶けない
1 x DPBS
(pH 7.1 ± 0.1)
溶ける
DMSO
溶けやすい

定量的溶解試験New

溶媒
結果
総ペプチド濃度
Ultrapure water
溶解しない
N/A
1 x DPBS
(pH 7.1 ± 0.1)
溶解する
≤15mg/mL
DMSO
溶解する
≤20mg/mL

注:

ご注文方法

クルードペプチド、脱塩ペプチドおよびペプチドライブラリーは、無償の溶解性試験にはご利用頂けません。

オンラインでお見積を依頼、またはjapanmarket@genscript.comからEメールで問合せ
配列、純度および量を入力して無料見積もりを入手
マイアカウントでお客様のお見積をご確認頂き、オンラインあるいはEメールでご注文下さい。
お客様のペプチドとカスタマイズされた溶解性レポートは、2~3週間以内に到着します。(配列、純度および量によって変動することがあります。)

技術資料

見積依頼