セルベースのアッセイやAPIs等を対象に
トリフルオロ酢酸(TFA)は、合成ペプチドの固相樹脂からの切り出しや、精製過程のHPLCパフォーマンス向上のために用いられています。 ほとんどの合成ペプチドは、凍結乾燥状態のTFA塩として納品され、TFAを10〜45%含有しています。
合成ペプチドの中の残留TFAは、細胞増殖の阻害や、細胞生存率の増加等、実験データに不可解な影響を与える可能性があります(Cornish et al., Ma et al.)。また、TFAはグリシン受容体GlyR に対して非意図的アロステリックモジュレーターとして働くことも示唆されています(Tipps et al) 。
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