誠に申し訳ありませんが、本キットの輸入に関する通関手続きについて、現在確認中という状態であり、販売可能になるまでに今しばらく時間がかかる見込みです。
販売可能な状況になり次第、本WEBページにてご案内予定です。大変恐れ入りますが、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
コロナウイルスの宿主細胞への侵入は、三量体膜貫通スパイク(S)糖タンパク質によって媒介されます(図1)。S糖タンパク質は表面に露出しており、SARS-CoV-2受容体であるヒトアンジオテンシン変換酵素2(ACE2)と結合して宿主細胞への侵入を媒介しています。
弊社ではレンチウイルスベクターのエンベロープ糖タンパク質をSタンパク質に置き換えることで、SARS-CoV-2の感染を模擬したモデルを設計しました。Sタンパク質(図2)と受容体の結合を中和する抗体を用いることで、ウイルスの宿主細胞への感染を防ぐことができます。また、標的細胞の発光を検出することで、中和抗体の活性のスクリーニングおよび検証を行うことができます。
図1 S糖タンパク質をエンベロープタンパク質とするシュードウイルス
図2 シュードウイルスの宿主細胞への侵入を防ぐ中和抗体
Components:
Wild type:4 weeks
Mutant type:Quote
シュードウイルスは、標的細胞株に効果的に侵入することが可能
陽性抗体は、シュードウイルスの侵入を効果的に抑制することが可能
Hela/ACE2クローン
標的細胞として最適な細胞株とクローンを使用