バイスペシフィック抗体 SMAB 作製サービス
近年、バイスペシフィック抗体の治療応用への関心が高くなってきています。通常の抗体は特異性が単一ですが、バイスペシフィック抗体は2種類のエピトープ(単一抗原または2種類の抗原)を認識します。バイスペシフィック抗体には多くの生物種が用いられており、抗体断片を遺伝子操作で対称的あるいは非対称的に組合せることにより、約100種類にも及ぶフォーマットの抗体が作製されています。詳細はこちらLearn more »をご覧ください。
Benefits of Bispecific Antibody
優れた
MOA
新規MOAによる優れた有効性安全性の
改善
低いオフターゲット結合による副作用の低減コスト
削減
抗体分子が1種類であるため、併用療法に比べて開発費用を半分に削減
一般的なバイスペシフィック抗体開発における問題点
抗原性 |
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製造上の問題 |
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SMABバイスペシフィック抗体
弊社のSMAB (Single-domain antibody fused to monoclonal Ab) プラットフォームでは、シングルドメイン抗体とモノクローナル抗体を自然な状態で結合させ、有効性および開発の容易さに優れた、対称的フォーマットのバイスペシフィック抗体を作製します。
SMABプラットフォームの「天然型」というデザインコンセプトの利点
- 生物学的な有効性: 新規MOAや安全性の観点から、単剤療法や併用療法より優れた効果が得られる
- 開発の容易さ: 高収率かつ高濃度で安定的な開発が可能
- 製造プロセス: 従来の抗体産生と同様のプロセスで製造が可能
SMABがsdAb(シングルドメイン抗体)を用いることによる利点
- 通常の抗体ではアクセスし辛いエピトープ(酵素、イオンチャネルなど)への結合が可能
- sdAbを複数結合させるなど、柔軟な改良が可能
共同研究によるSMABの開発
SMABバイスペシフィック抗体プラットフォームを、共同研究としてご利用いただくことにご興味がある方は、弊社までご連絡下さい。