抗体医薬開発におけるハイブリドーマ作製
ハイブリドーマの作製は、抗体医薬開発におけるリードmAb探索に極めて重要です。弊社の抗体医薬開発向けハイブリドーマ作製サービスでは、充分な免疫応答が得られる様々な免疫法より選択することから始めます。最適化された免疫法、細胞融合、そして得られた抗体の機能試験により、最大100種類の高品質ハイブリドーマをスクリーニングします。このサービスにより、抗体創薬を初期段階から支援致します。Learn more »
最適化されたハイブリドーマを作製するために、まず免疫における戦略を策定します。抗体医薬開発向けハイブリドーマ作製サービスでは、免疫原としてタンパク質や細胞を使用する方法、さらにDNA免疫法、あるいはこれらの複合のいずれかを選択することができます。ハイブリドーマ作製には融合効率が高い電気的細胞融合法を使用しており、化学的方法に比べて多くの融合細胞を得ることができるため、ハイブリドーマを効率的に得ることができます。弊社のサービスにより、最終的に、お客様の新たな抗体医薬品開発を支援いたします。ハイスループットでのアフィニティー測定、エピトープビニング試験、およびアイソタイピングの実施により、合理的な判断に基づくスクリーニングが可能になります。最良のクローンは、最終的に、お客様による機能試験の結果により選択されます。加えて、お客様の品質基準を満たすクローンの遺伝子シークエンシング、遺伝子操作によるリコンビナント抗体作製等、創薬におけるあらゆる場面でお客様の研究支援が可能です。
ハイブリドーマ作製サービスの特徴
- ワンストップ: 抗原作製から、ハイブリドーマ作製および品質確認まで、あらゆる作業を実施可能
- ハイスループットスクリーニング: 弊社所有のNativeSelect ELISAやHT Marchを使用
- 包括的なファンクショナルアッセイ: バリデーション済みファンクショナルアッセイプラットフォームを用いた信頼できるin vitroスクリーニング
- ダウンストリームサービスに統合可能: 抗体医薬のPD/PK試験のためのAb sequencing、Ab humanization、rAb production、anti-idiotype antibodiesなど
ハイブリドーマ作製サービスの詳細(SC1693)

ハイブリドーマ作製サービス
工程 | 内容 |
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抗原調製 | GenScript調製のタンパク質抗原(推奨)
お客様調製の品質検証済タンパク質抗原
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免疫 |
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細胞融合、スクリーニング |
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Superdomaアッセイ & アイソタイピング |
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小スケールでの抗体産生 |
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初回出荷 |
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ファンクショナルアッセイ(オプション) |
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サブクローニング、増殖、凍結保存 |
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成果物の出荷 |
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抗体の大規模産生と保存(オプション) |
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注意:
1) このプロトコールは参考にして頂くためのもので、実際のプロトコールではお客様の要望を反映させたものになります。
2) クローン細胞を6ヵ月までは、無償で凍結保存により保管しておくことができます。保管期間の延長を希望される場合は1細胞株当たり年間$38、また使用している細胞株の保管については1細胞株につき年間$380(30チューブまで)の費用になります。
見積および注文方法
