100件超の抗体ヒト化プロジェクトを実施
10件超のアフィニティーマチュレーション抗体を作製
抗体医薬が免疫原性を有している場合、体内タンパク質との相互作用により急速なクリアランスや中和作用、あるいは毒性を生じて薬効が低減され、患者に致命的なダメージを与える可能性があります。異なる種由来mAb医薬の非ヒトフレームワークをヒト化することで、モノクローナル抗体の免疫原性が低減されるため、ヒト免疫系における抗体の活性を改善することができます。抗体のヒト化は、抗体創薬プロセス において極めて重要な要素です。
また、作製されたリード抗体医薬のアフィニティーが不充分(ファージライブラリーなどで確認)な場合や、使用用途によっては非常に高いアフィニティーを必要とする場合があります。この問題に対しては、抗体のエピトープ特性や機能活性を維持しつつ、アフィニティーを必要なレベルに高めるためのアフィニティーマチュレーションが必要になります。また、将来的な抗体の改良のため、あらかじめ修飾可能部位を除去したうえでのアフィニティーマチュレーションが有効な場合があります。
弊社では、抗体創薬および抗体医薬開発に対する総合的サービスの一環として、抗体のヒト化 & アフィニティーマチュレーションの統合サービスを提供しており、お客様に満足頂けることを確信しています。弊社のサービスでは、in silico CDR-grafting、構造に基づくバックミューテーションによるアフィニティーマチュレーションを組み合せ、弊社が特許を所有するFASEBA(Fast Screening for Expression, Biophysical-properties and Affinity) によるスクリーニング、 Biacore Surface Plasmon Resonanceや機能試験用の装置を使用しています。これにより、親抗体の特異性とアフィニティーを損なわず、活性および収量や熱安定性を最適化した抗体の産生が可能になっています。抗体のヒト化とシームレスに実施されるアフィニティーマチュレーション工程により、継続的に抗体のアフィニティーを10~50倍に高めることが可能になります。
When using fluorophores, individually or in a multiplex format, it is important to pay attention to a few technical features including: